カリキュラムCURRICULUM

教育

チャレンジする人、考える人、夢や野望を持つ人、他者に笑顔を届けたい人…
そんな人を育てることが、プロの美容師の使命だと思っています。

「お客様の満足」というのは非常に大切なことですが、言葉の意味を取り違えると、「無難な仕事」をしたり、「どこでもできる仕上がり」を提供したりすることになります。美容の仕事はクリエイティブでなければなりませんから、「無難」などとは無縁であるべきです。
とはいえ、それは人と交わらない「孤高の存在」になれということではありません。お客様の髪や肌を扱う以上、「コミュニケーション」は絶対に欠かすことができないからです。
コミュニケーションをとりながら、お客様の気持ちと髪質、頭蓋骨の形にどのように寄り添うかを考える、自分なりのデザインを生み出す夢や野望を持つ、自分が持つ知識やテクニックでお客様に笑顔を届けたいと思う、そんなことに意識を傾けて、楽しいと感じる存在が美容の世界で生きる人だと当店は考えます。
そして、そんな世界で生きる人を育てることが、現在店舗を構えている私たちの仕事でもあります。
だからこそ、当店はチャレンジする人、考える人、夢や野望を持つ人、他者に笑顔を届けたい人を育て続けます。
良かったら一緒にお客様に笑顔や喜びを届けていきましょう。

• できるようになるまで先輩がサポート​

  迷ったり困ったりしているときは、先輩スタッフが相談に乗ります。うまくレベルアップできないとき、迷っているときなど、気軽に相談してください。慣れないときの不安や迷いは誰もが通った道ですから、いろいろなアドバイスができます。

• 『コミュニケーションカ』『スピード』『技術力』が重なる事で“プロ”となる！

  美容業界のプロは、お客様の気持ちと髪質に寄り添い、それぞれの方にあったデザインを提供するのが仕事です。そのためにはコミュニケーション力とスピード、技術力の3つを備えている必要があります。3つの力を磨いて本当のプロを目指しましょう。

• カリキュラムのあり方…

  当店ではできるだけ早く成長できるように意識的に学習の機会を作り、実践的なレッスンを多数行っています。美容師は知識と技術を持ち、お客様の多様な要望にスピーディーに応えなければなりません。いろいろな状態に対応できるように知識と経験を増やしつつ、お客様とのコミュニケーション能力の引き上げも随時行っていきます。

成長

人に伝えてこそ、人が成長できる。
これこそが本当のプロフェッショナルと考えます。

• 教育はよりシンプルに、教えることが教わること

  美容師の教育では、カットやパーマのスキルとお客様とのコミュニケーションスキル、知識の補強などが個別のものとして扱われることがあります。しかし、現実にはすべてを合わせてお客様に喜んでいただけるカットやデザインをするわけですから、すべてがセットであり、一体でなければ意味がありません。
  当店は教育の一貫性も大切にしています。店舗が一つのチームとして一貫性を持つ存在であれば、学習中の人は誰に質問や相談をしても返答がブレません。
  もちろんスタッフごとの個性があり、厳密にすべての言葉が一致するわけではありませんが、全体が一つの理想を持っていれば、まだ業務に慣れていない人でも少しずつチームに馴染んでいけるでしょう。
  1年目のスタッフは近い存在である2年目、3年目の先輩に頼り、頼られた側は教えることでスキルや人間力がアップします。教え方がわからなければさらに上の先輩に聞くという循環がチームを強くしていきますから、新しい人が入ることは、全員が成長するきっかけになります。
  そして個々の成長と店全体の成長がリンクして、そこにいる全員が次のステージに進むことができるのです。

• 技術とコミュニケーション力が重なることで、お客様への大きな価値が生まれる

  美容室ではコミュニケーション能力と技術力が求められます。
  その二つはそれぞれ別のスキルのようですが決してそうではありません。
  お客様から情報を得なければ技術は十分に発揮されませんから、技術はコミュニケーションに支えられます。また、美容室では技術的スキルが高いほどお客様の悩みや要望を理解できますし、納得してもらえる提案もできますから、コミュニケーションは技術に支えられるものです。
  このため、両方のスキルがミックスアップして成長していくのが美容師という存在なのです。

• 何よりお客様をデザインするうえで必要なことは何か？それは変化に気づくことです

  お客様にもいろいろな個性があります。細かく指示して好むデザインを求める人もいますが、実際にはそんな人は少数派です。日本人の多くは美容師の提案を無言で吟味し、仕上がりや店の雰囲気が自分に合うかも見ています。笑顔でお礼を言って帰っていく人でも二度と来店されないことがありますが、それはその店がまた来る価値はないと判断されたからです。
  美容師には、会話や施術の中でお客様の変化に気づき、満足度を知る能力が必要です。これは「空気を読む」のではなく、自分のスキルに満足してもらえたかを知るということです。